もと勤務先の会社から建物の明け渡し及び賃料を求められ、和解で解決した事例

 

相談内容

Yさんは、もと社長のAさんから、Aさんの経営するX会社所有の建物を提供されそこに居住していました(YさんはもとX会社の従業員で、Aさんとの関係は不倫関係でした)。
AさんとYさんの不倫関係は終了し、社長がAさんから,その息子Bさんに交代すると共に,X会社から相談者Yさんに対し、現在住んでいる建物からただちに明け渡すこと及び建物について賃料相当額を支払うことを要求されるに至りました。
 

争点

建物の居住関係についての権利関係は何か、Yさんは会社所有の建物に居住し続けることができるかが問題となりました。
 

弁護士の提案内容

AさんとYさんとの間で、本件建物をX会社から譲渡を受ける旨の口約束がなされていました。
この約束をX会社が認めれば、本件建物の贈与を受けることができるため、譲渡を受けるまでの間の使用賃借契約があり、その目的を達していない以上、Yさんが明け渡す義務はないと主張しました。
弁護士の解決目標は、第一次的には、贈与により本件建物を譲り受けること、それがダメな場合であっても、居住関係を認めてもらうこととして、争っていくこととしました。
 

結果

Yさんは、X会社から建物の明渡訴訟を提起され、最終的にYさんはX会社から、明渡解決金を受け取るかわりに、一定期間経過後に本件建物を明け渡すという条件で和解しました。
 

弁護士の所感

X会社の社長がAさんからBさんに交代したため、X会社は,Yさんへの建物譲渡約束を否定して争うことになったと考えられます。
本来はAさんが、代表者在職中にYさんにきちんと約束を守るべきだったと思いますが、このような約束であっても(不倫関係の存続を前提とする贈与で効力に問題はないかという問題はありますが)、関係が良好なうちに弁護士に依頼して事前に文書で交わしておくことが必要だったと思います。

(平成31年3月31日原稿作成 担当弁護士 森本精一)

不動産トラブルに関する他の記事はこちら

不動産賃貸契約

不動産売買取引

定期建物賃貸借契約

定期借地契約



Top5.jpg


他の記事はこちらをご覧ください。


離婚・親権・慰謝料・財産分与についてお悩みの方へ


morimoto_.png

交通事故に遭われた方へ

交通事故の専門サイトをご覧ください!

長崎交通事故被害者相談


専門サイトへはこちら

相続が発生し、お困りの方へ

相続専門サイト誘導バナー.png
 

contents menu

諫早(主たる事務所) 0957‐22‐8100 平日・土曜 9:00~18:00

アクセスはこちら

島原事務所 0957-73-9980 平日・土曜 9:00~18:00

アクセスはこちら

長崎事務所 0957-73-9980 平日・土曜 9:00~18:00

アクセスはこちら

長崎交通事故被害者相談

専門サイトへはこちら

事務所サイトへはこちら